従来、超低露点空気を得るためには、ドライルームと除湿機との間で空気を循環させる必要がありましたが、この循環式システムにはドライルーム内の電池材料から発生する汚染ガスが室内に蓄積し、作業者の健康被害や可燃性汚染ガスによる火災のリスクが存在していました。
弊社の新開発であるワンパス式ドライエアー発生機は、外気を取り入れて直ちに-80℃以下の超低露点空気を供給し、ドライルーム内の環境をフレッシュエアーに置き換えることで、これらの健康問題および火災リスクを解決します。
さらに将来的な電池製造ラインの無人化を見据え、防爆要求に対応可能な環境設備システムとしても機能します。本装置は未来の電池自動生産方式を見据えた研究開発用の実験装置であり、生産工場への適用も可能です。全固体リチウム電池などの電池開発が進み、実用化が近づいている現在において、本装置は重要な実験機となるものと確信しております。
お問い合わせの際は、以下のフォームに必要事項をご記入の上「送信」ボタンを押して下さい。
*印の項目は必須項目となりますので、必ず入力してください。
Copyright © 2024 ITSWA Co.,Ltd. All rights reserved.